はじまりだったかもしれないLED
SPECIAL OPTIONS 裏話(2)
2年ほど前に試作と量産テストをした、赤高輝度点滅LEDです。
R/C向けですが、F1なんかでよくあるテールランプなんかの再現に使えるのではと。
市販品にはない特性として、【受信機電源程度~3セルLiPoまでのバッ直(バッテリーから分岐して直接接続)に対応(4-13V程度の広い入力電源で作動)】という、要はLED光らすためだけに受信機用コネクタを無駄に消費したくなかったんで、何も考えずにバッ直しても燃えずに光れば楽ちんじゃない?ってところでした。
性能としては満足するレベルのものができたのですが、量産が難しいため製品化には至っておりません、まあ、顕微鏡写真見ていただけばw薄々その理由おわかりになるかと思いますが。
( ・`ω・´)作るのくっそ大変なんですよコレ
5mm砲弾型点滅LED(このLED自体で点滅します)の端子基部に米粒より小さいレギュレータICとチップコンデンサを2個アクロバティックなはんだ付けしなくてはなりませんので。
ただ、究極に近い小型化に成功しているとは思います。
このLEDの円形の底が5mm径です。顕微鏡でマジマジ見るのは実は初めてですが、まあ、おもったよりイメージ通りにはんだ付けできてるもんだな。割ときれい。とは思います。
ICとかを乗せる基板起こして、リフロー炉に入れてはんだ付けするようにして、その基板をLEDに接続、みたいなところでないと量産するのは厳しい感じですね。その場合の費用考えると、普通の点滅LEDに抵抗入れて受信機コネクタから取ったほうが安上がりです。
まあ、こんなかんじで、試作から回路検証して、仮パッケージも雑にしてみましたがw まあまあ達成感ありましたね。
実際売るとすると、7-800円/個くらいにはしたいくらいの作業量なので、多分それだと売れないですね。もしご興味ありましたらご連絡いただけたら。
ごひいきに。
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