タミヤTS050(F103GT)の電飾

先日掛川サーキットで行われましたスプリングカップの耐久レースに、タミヤプラモデルファクトリー新橋店チームとして参加してきました。
諸般の事情で最下位だったので結果は割愛しますが、とりあえず完走はしたので満足ですw
途中結構激しくぶつかったり車が宙を舞ったりもしましたが、電飾システムとしては特にトラブルらしいトラブルもなく2時間機能しました。(途中修理ピットのときにコネクタが完全に挿し込まれてなくて、走行中に外れ、テールランプの片側がしばらく消灯してたくらいです。)
実車のTS050はヘッドライトも多灯だし、テールランプに至ってはリヤウイングの翼端板の後ろ上部のエッジが光るようになっておりまして、これはRCだと薄っぺらいただのポリカ板であり、そこに電飾を仕込むのは至難の技だと思われましたが、
このように、けんきう工作結果としては目標を達成した感じです。結構どうなってるのかと新橋チームの別の方に問い合わせが来たようだし、ドラミのときに写真も撮っていただいたようなので、ご評価いただいたものだと思います(*´ω`*)
基板の固定はライトパーツの裏側から厚手の両面テープで。光がもれないように上からアセテートテープ(基板の上に配線とかを這わすときに固定するちょっと粘着力がある布地のテープです)でカバーしました。
LEDははんだ付けしたあと、少しだけ接着剤をつけて補強してあります。(以前、ぶつかると表面実装LEDは部品が剥がれて飛んでいくことがある話を聞いたからですが。)

実車は片側、上二段が4灯ずつで8、下縦の3列は各2灯ずつの6の計14灯となっていると推測されます。入手した白色LEDは大画面液晶テレビのバックライト用LEDで、フルパワーで発光させると結構な電流が流れてしまい、流石にそんな個数入れると消費電力が心配になるレベルでしてw、とりあえず各クラスタユニットごとに識別できる程度、この半分間引きぐらいが妥協点かなと思って、ピッチ変換用の超薄型基板(ハサミで切れるレベルの薄さです。http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-12652/)に、はんだ付けして配線しました。

電源は、もともと容量的には単3電池くらいが要りそうだったんで、単純に並列接続として、ユニット全体の電源線片側に、必要なら制限抵抗を入れようと思い工作を進めました。ヘッドライト用LEDはMax200mA(!)流せるため、電源が3Vなら制限抵抗は不要なくらいですが、あとで光り具合を見ながら調整してます。
なお、部品は全てタミヤ製ですwをやるために電池ボックスは楽しい工作用で、アルカリ電池はパワーチャンプを現地調達でしたw
電池ボックスはサーボと走行用バッテリーの間に入れて、その上に受信機というメカ積みになりました。
LED1個分はこんなサイズです。丸穴のピッチは約2.5mmです。(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-05318/)
テールランプの方は、上面ではなく側面が光るタイプのLED素子が見つかったので、これで一気に薄くする目処が立ちました。(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-05328/)
こちらは片側4灯づつで(時間があればリヤウイングをまたいで、もう2つ下側に増設したかったですが)、これもさっきの基板にはんだ付けしています。(+接着補強)
こちらはアルカリ3Vで4個並列に使う前提で計算してみたら、ユニット全体で10Ωというところでバランスがいい感じでした。
フルパワーテスト(ヘッドライト側は抵抗なし)をしてみると、ヘッドライトは、直視できないくらい眩しくなりますが、これだといいとこ1時間くらいしか持たないので(耐久は2時間なので)少しだけ制限抵抗(4.7Ω)を入れて調整しました。
調整後
カメラの絞りを絞って全灯光ってるか確認中

これも製品化すると、結構需要がありそうなのですがw量産のために基板起こしたり、実装依頼したりしてたら、結局5000円/個くらいはかかるかもしれないですね。
試作時間は実質半日くらいですが、手配線だとかなり作業量見積もりは厳しい感じです。

タミグラ本戦があるのかどうかはわかりませんがw、その頃までにはプリント基板を起こして作り直したい感じです。

その節はごひいきに。

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